障害者支援施設石山センター 開設35周年記念 ~次の50年を目指して~   施設長 北山 泉 

 昨年の12月14日に札幌ビューホテル大通公園において、障害者支援施設石山センター開設35周年記念パーティーが多くの方々の支えにより無事迎えられたことを心より感謝申し上げます。
 当施設は初代理事長である、故 芝木マサの長きにわたる幼稚園における統合保育の実践の延長線上にあります。開設当時、大人になった自閉症児の行く末を案じ、芝木マサが私財を投じ当施設が開設に至りました。芝木マサの「保育を受ける権利は全ての子どもに対し平等である」という教育理念のもと、「全ての障がい者に平等に療養を」という設立の精神のもと、「一人ひとりの違いを受け入れ、認め合い、仲間と共に成長すること」を目指してまいりました。
 今回、35周年を一区切りとして祝宴を開催いたしましたのは、これを機会に「再び初心に立ち返り、熱意とひたむきな姿勢を甦らせたい」という、現理事長芝木厚子の強い思いからでございます。
 芝木マサをはじめとする、歴代職員の努力への皆様方のあたたかいご支援により、当施設もこのように大きく成長することができました。諸先輩方の労をたたえると共に、それを受け継いだ者として更なる発展と充実を皆様方にお約束いたします。
 今まで築き上げてきたものをさらに「ブラッシュアップ」し、その上に「新たな歴史を積み上げ」そして「継続可能な運営を目指していきたい」と考えております。それには今まで以上に「利用者やご家族の皆様の声にしっかりと耳を傾け、受け止め、それに応えていきたい」「一人ひとりの夢や希望の実現のお手伝いをしていきたい」と考えております。
 次の50年を目指して心新たに歩き始める覚悟でございます。芝木マサの理念をしっかり受け継ぎ、さらに一層の研鑽を重ねてまいりますので、今後とも変わらぬご鞭撻を賜りますよう重ねて心よりお願い申し上げます。